みなさん,こんにちは
おかしょです.
前回の記事で,電子工作の超初心者がやるべき「Arduinoと有線でシリアル通信」と「LEDの点灯」を行いました.
このブログの電子工作の目標は倒立振子ロボットを作り,自立させるということも過去の記事でお伝えしたと思います.
倒立振子ロボットについては以下を参照してください.
今回は.倒立振子ロボットを動かすために必要なモーターをブレッドボードを使って回転させてみます.
この記事を読むと,以下のようなことがわかる・できるようになります.
・電子回路の組み方
この記事を読む前に
この記事ではブレッドボードを使用した,モーターの回転方法について解説しています.
しかし,ブレッドボードの解説は行っていないので,以下の記事を読んでブレッドボードの使い方を理解してから読むようにしてください.
必要なもの
それでは,今回必要なものは以下になります.

- 電池
- 電池ボックス
- モーター (DC)
- ブレッドボード
- ジャンパー線
この中の電池ボックスはあってもなくても大丈夫なので,わざわざ購入しなくても問題ありません
電子工作を全くやったことがない方の中には,ブレッドボードや,ジャンパー線ってなんだ?と思う方もいるかもしれません.まずは,その解説からしていきます.
ブレッドボードとジャンパー線
ブレッドボードとジャンパー線については過去の記事を読んでいただけた方はわかっていると思うので,ここでは簡単に解説をします.
ブレッドボードというのは電子回路をはんだ付けをしないでも簡単に作ることができるようになる,便利グッズです.
これは設計した回路が正しいのかを確認するために主に使用されます.
このブレッドボードとセットで使用するのがジャンパー線です.
ジャンパー線を使うことで,電子部品同士をつなげることができ,電量を流せるようになります.
モーター
次に今回メインで使用するモーターなのですが,今回はDCモーターというものを使用しています.
モータにはさまざまな種類があり,その一つ一つを説明していると日が暮れてしまうので,今回は割愛します.
今回使用したDCモーターのみ簡単に解説すると,電圧のかけ方によって回転する向きや速度を細かく制御できるモータです.
とにかくモータでロボットを動かしたいという方はこのくらいの知識で大丈夫です.もっと本格的にいろいろなロボットを作りたい方はロボットによって適切な種類のモータがあるので,モータの構造などの深い知識が必要になります.そのような方は調べてみてください.
今回の記事では,モータに電気を流して回転させ,電気を反対に流して逆回転させるということをやろうと思います.
回路を組む
それではモータに電気を流すための回路を組みます.DCモーターは電気の流す向きが決まっているわけではないので,以下のように非常にシンプルな回路になります.

モータにかける電圧によって回転数が変化するのですが,今回は単三電池2本分の電圧 (1.5×2 V) をモータにかけます.

実際に回路を組んだ写真が左になります.
回路を組んで電源に接続すると,モーターが回転し始めます.
モータが回転したら,電源の正と負を反対にしてみてください.つまり,上の写真で言うと,黒いジャンパー線と白いジャンパー線を入れ替えてみてください.
そうするとモータが逆向きに回転すると思います.
目で見ても回転方向がわからない場合は,モータの回転している部分を指で触って確認してみてください.
そうすれば回転方向が確認できると思います.
まとめ

この記事ではブレッドボードを使ってモーターを回転する方法について解説しました.
実際にロボットに搭載する際は,DCモーターのノイズを除去するためにコンデンサを接続するといいのですが,今回はとりあえず回転させてみるということを目的としていたので,コンデンサは取り付けませんでした.
続けて読む
この記事の発展編であるArduinoを用いたモーターの回転のさせ方を解説した記事もあるので,読んでみてください.
さらに発展してパソコンのキーボードを使って,モーターの回転を制御する方法についても解説をしています.
それでは,最後まで読んでいただきありがとうございました.
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コメント
[…] タの簡単な説明は前回の記事にあるので,そちらを参照してください. […]
[…] 電子部品と言えば,このブログでも使用したことがあるモーターです.ブレッドボードを使ってモーターを回転させるArduinoを使ってモーターを回転させるモータードライバーを使えば回転 […]