制御工学の学習方法

制御工学

みなさん,こんにちは
おかしょです.

制御工学を学びたいという方が増えています.その原因の一つは無人機です.

これからの時代は無人機だ.と言われるほど,無人機に注目が集まっています.この無人機が人の手を介さずに自由自在に動くのは制御工学が密接にかかわっています.

そのため,このような無人機を作るには制御工学の知識が必須になってくるので学習を始めるという方が増えています.

しかし,制御工学の学習を始めたいけど何から始めれば良いのかわからないと思います.私も最初はそうでした.そこで,この記事では制御工学を学習する方法をいくつかご紹介します.

この記事を読むと以下のようなことがわかる・できるようになります.

  • 制御工学の学習方法

制御工学の学習方法

まずは学習方法について私の意見を言わせてもらいます.

制御工学の限った話ではないですが,学習方法は以下の3つだと思います.

  1. 参考書の通りに進める
  2. ネットで検索する
  3. 詳しい人に教えてもらう

それぞれの方法のメリットとデメリットを見ていきましょう.

参考書の通りに進める

制御工学入門者用の参考書がたくさん販売されているので,そのような入門者用の参考書を購入してその通りに1ページ目から学習していくという方法があります.

メリット1 確かな情報

あとで説明しますが,ネットの情報は間違った情報もたくさんあります.その中から正しい情報だけを読み取って学習していくのは制御工学をこれから学ぶ人にとっては難しいことです.

それに対して参考書は,大学の教授などの確かな知識を持った方が執筆しているので信用性が高いです.(中には間違っているものもありますが...)

メリット2 事前知識が必要ない

入門者用の参考書は事前知識がなくても理解できるように構成されています.そのため,制御工学について全く知識のない人でも参考書を読むことができます.ただ,最低限の数学の知識が必要になります.

メリット3 基礎を身につけることができる

学習するうえで問題になるのが,どのような順番で知識を身につけていくかです.いきなり初心者には難しい理論を勉強しても理解できません.しかし,参考書は最初から順番に読み進めていくことで,最初は難しい理論でも理解できるようになっています.そのため,制御工学の基礎を順序だてて身につけることができます.

デメリット1 お金がかかる

参考書は2,000円から5,000円かかります.学生にとってはかなり厳しい出費です.学習を進めていくと新しい参考書が欲しくなるので,1冊ではすまなくなってきます.そうなると数万円が必要になってくるのは大きなデメリットです.

デメリット2 応用の仕方がわからない

参考書を読み終えても,そのあとどうすればいいのかがわからなくなることがあります.参考書は知識のみをインプットするためのものなので仕方がないのですが,知識を付けたからと言ってその知識をどう使えばいいのかがわかりません.例えばシミュレーションです.参考書を読んでもシミュレーションをするにはどうすればいいのかがわかりません.

ネットで検索する

ネット上にも制御工学の情報がたくさんあります.制御工学の基礎的なこともたくさんの情報があります.

メリット1 無料

ネットで検索するだけなのでもちろん無料です.非常に手軽で準備などが必要ありません.

メリット2 不必要な情報がない

制御工学を使ってやりたいことが明確に決まっている場合,その目標を達成するために必要な知識と言うのは限られます.参考書を使う場合は,絶対に必要ではない情報も含まれています.そのため,目標達成に近づきもしない無駄な知識がついてしまうことがあります.知識は身につけておいて損はありませんが,時間的な余裕がない場合は参考書を使うよりもネットで検索をしてほしい情報のみをインプットした方が効率が良いです.

デメリット1 誤情報がある

先ほども少しだけ言いましたが,ネット上には誤った情報もあります.初学者の方にはそのような誤情報を見抜くことは難しいので,ネット上の情報はあまりうのみにせずに疑った目で取り組むことも必要です.

デメリット2 うまく検索できない

ネットで検索をするにはキーワードを入力する必要があります.しかし,初学者はそもそも制御工学の専門用語がわからないので,自分の求めている知識をどのようにして検索して調べれば良いのかがわかりません.そのため,勉強を始めることもできなくなります.

詳しい人に教えてもらう

最後に制御工学に詳しい人に聞いてしまうという方法があります.

メリット1 質問ができる

学習を進めていくと,理解できないことが出てきます.そのようなときに質問に答えてもらえると,理解度が格段に変わります.また,自分の学習の進捗にあわせて説明してもらうことができるので,このような知り合いがいれば最高です.

デメリット1 お金がかかる場合がある

制御工学に詳しい方が友人などの親しい間柄であれば良いのですが,講義と言う形で教えてもらう場合はお金がかかります.その最たる例が大学です.大学に通うのはもちろんお金がかかるので,知り合いにいない場合はこの方法は現実的ではありません.

まとめ

この記事では制御工学の学習方法を解説してきました.私が最もおすすめする学習方法は参考書を購入する方法です.

この方法はお金がかかりますし,1冊読み終わるのに時間がかかりますが確かな情報が確実に手に入るので参考書を購入して勉強するのが1番だと思います.以下の記事で私が薦める参考書がありますので参考にしてみてください.

続けて読む

このブログでも初学者でもわかるように制御工学について解説をしています.その流れが以下の記事で紹介されているので,ぜひ参考にしてください.

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YouTubeでも制御工学や電子工作などの解説をしているので,ぜひのぞいてみてください.

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました.

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