はんだ付けをするときに必要なもの

電子工作

みなさん,こんにちは
おかしょです.

このブログでは現在,倒立振子の製作を行っています.

この記事では電子回路を設計し,はんだ付けする際に必要なものをまとめています.電子工作を始めようとしていて,はんだ付けにも挑戦したい方などは参考にしてみてください.

この記事を読むと以下のようなことがわかる・できるようになります.

  • はんだ付けに必要なもの
  • 合ったら便利なもの

 

必ず必要なもの

まずは絶対になくてはならないものをご紹介します.

  1. はんだ
  2. はんだごて
  3. はんだごて台
  4. はんだ吸い取り線や吸い取り機
  5. (ユニバーサル基板)

 

はんだ

1番目のはんだは説明する必要もないかと思います.電子部品同士や電子部品を基板に取り付ける際に必要となります.

はんだにもさまざまな種類があるのですが,初心者の方は「鉛入り,1mm」のものを購入すると良いと思います.

はんだには鉛入りのものと鉛フリーのものがあります.
両者の違いは鉛入りのものは体に悪いですが,はんだ付けがしやすいです.反対に鉛フリーのものは鉛が入っていないので,体に害はありませんがはんだのノリが悪く,初心者にははんだ付けが難しいと思います.

また,太さに関しても様々なものがあります.
大きめの電子部品を基板に取り付ける場合は,多少太いものを選んでも問題ないと思います.ただ,太すぎるとはんだが一気に大量に流れてしまうので注意が必要です.
細いはんだは小さな電子部品を取り付ける際に便利です.初心者の方は最初は大きめの電子部品をはんだ付けすると思うので,細いものはとりあえず必要ないです.

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私はふと過ぎずちょうどいいと思うのは1mmなので,上のリンクにあるようなものを使用しています.

 

はんだごて

はんだごても様々な種類があり,どれにすればいいのか迷ってしまいます.

はんだごてはこて先がむき出しのまま保存すると,すぐにさび付いてしまうのでカバーがあるものを買うと良いと思います.また,こて先の温度も調節できた方が便利です.

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はんだごて台

はんだごては非常に高熱になるので,はんだごてを置けるスタンドが必要になります.これがないと,机が焦げたてしまったり,最悪の場合は火事になる恐れがあります.

はんだごてはスポンジに水を含ませて熱をとるものと金属のワイヤーが絡まったものの二つがあります.

スポンジのタイプは温度が高くなりすぎた時にすぐに温度を下げることができます.しかし,こて先についたはんだをとるのが少し難しいです.

金属のワイヤーのタイプはこて先をその中に突っ込むことで,小手先についたはんだをきれいに取ることができます.こて先の温度はスポンジほど簡単に落とすことはできませんが,息を吹きかけるだけでもこて先の温度を下げることが可能なので問題はありません

個人的には金属のワイヤータイプのはんだこて台がおすすめです.

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はんだごてと台がセットのものもあります.

また,いろいろなものがケースに入って売られている商品もありますが,このようなものは一つ一つの商品の質が悪く,売れ残りをまとめて少し安くしているようなものなので,あまりお勧めはしません.

 

はんだ吸い取り線や吸い取り機

はんだ付けをしていると,はんだを多く流しすぎたり取り付ける部品を間違えることがあります.そのようなときははんだを吸い取ることができるはんだ吸い取り線や吸い取り機を使用します.

私は手動のはんだ吸い取り機を使ったことがあるのですが,全く役に立たなかったという経験があります.
そんな過去があるので,断然吸い取り線をお勧めします.

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電動のはんだ吸い取り機もあるのですが,非常に高価なものなので手が届きにくいです.

ただ,吸い取り線の方は消耗品なので無くなったら買い足す必要があります.その点,吸い取り機は消耗品ではないので長い目で見れば経済的かもしれません.
ただ,ミスをした時ぐらいしか出番がないので吸い取り機の出番ははんだ付けが上達すればするほど減ると思います.

 

(ユニバーサル基板)

最後に必ず必要になる者はユニバーサル基板です.なぜかっこがついているのかというと,ユニバーサル基板を使わなくても回路を組むことができるからです.

ユニバーサル基板とは板にたくさんの穴が開いていて,そこに電子部品の足を通してはんだ付けをします.そして導線をはんだ付けして回路を構成していきます.

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回路を構成するうえで,ユニバーサル基板を使わずに外注するという方法もあります.
外注してしまえば,電子部品をはんだ付けするだけで済むのでユニバーサル基板は必要ありません.そのため,かっこを付けました.

ただ,基板を外注するにはCADを使って電子回路のデータを作成する必要があり,初心者には少し難易度が高いです.

なので,初心者は最初はユニバーサル基板を使うことになると思います.

ユニバーサル基板を使う場合は,導線も必要になるのでスズメッキ線なども用意しましょう.

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あれば便利なもの

次に,絶対に必要ではないけどあれば便利なものをご紹介します.

  1. ツールクリッパー
  2. フラックス
  3. ルーペ

 

ツールクリッパー

これは電子部品や基板などを抑えるために使用します.これがなくてもはんだ付けはできますが,私はこれがないと部品がずれてしまったりしてイライラしてしまいます.

ルーペがついているものもあるので,非常にはんだ付けがしやすくなります.

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フラックス

フラックスというのははんだ付けをする面に塗ることで,はんだのノリをよくする魔法の液体です.

ユニバーサル基板にはこのフラックスが塗られていたりするのですが,はんだ付けに手間取ったりするとフラックスが乾いてしまう事があります.そのようなときにフラックスを塗れば,嘘みたいに簡単にはんだがのるようになります.

フラックスというものを最近使うようになったのですが,もっと早く使っていればよかったと思うほど便利な商品ですので用意しておくと良いと思います.

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ルーペ

はんだ付けをしても,はんだが足りない部分やはんだがうまく乗っていないことがあります.そのまま電気を流してしまうと電子部品が故障することもあるため,検査をする必要があります.

肉眼で見ても小さすぎてわからないので,以下の商品のようなLEDライト付きのルーペがあると便利です.

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まとめ

この記事でははんだ付けをする際に必要なもの便利なものをご紹介しました.
ぜひ参考にして,はんだ付けをできる環境を整えてください.

 

続けて読む

以下の記事では倒立振子ロボットの電子回路を紹介しています.

今回紹介した道具を使ってはんだ付けをすることで倒立振子に使える基板を作成することができます.

興味のある方は読んでみてください.

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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました.

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