みなさん,こんにちは
おかしょです.
ine=直線を書く際に必要なコマンド”line”の使い方を解説します.
また,直線を描く際の線の色や幅などの細かい設定方法も解説します.
この記事を読むと以下のようなことがわかる・できるようになります.
- lineコマンドの使い方
- Processingのプログラムの書き方
この記事を読む前に
Processingをまだインストールしていない方は以下の記事を参考にしてください.
lineの基本的な使い方
まずは基本的な使い方を解説します.
void setup(){
size(500, 500);
line(60, 150, 440, 350);
}
このプログラムを実行すると以下のようになります.
まず,sizeコマンドで表示するウインドウのサイズを指定します.ここでは幅:500px,高さ:500pxの正方形のウインドウを表示しています.
lineコマンドの引数は左から順番に始点のx座標,y座標,終点のx座標,y座標となっています.
したがって,上記のプログラムでは始点の座標を(60, 150)とし,終点の座標を(440, 350)とした直線を描いています.
このlineコマンドは3Dにも対応していて,引数にz座標も加えることができます.
線の色を変える
線の色を変えるにはstrokeコマンドを使用します.
void setup(){
size(500, 500);
stroke(0, 0, 255);
line(60, 150, 440, 350);
}
strokeコマンドの引数は左から順番にRGBで表現できます.数値を0~255の範囲で指定することでさまざまな色を表現することができます.
また,引数を一つだけにした場合はグレースケールで白黒にもすることができます.この場合も数値は0~255の範囲になります.デフォルトでは”stroke(0)”となっています.
また,枠線をなくすコマンド”noStroke()”を”line”コマンドの前に使用していると線が消えてしまい,直線が見えなくなってしまうので注意してください.
線の太さを変える
線を太くするには”strokeWeight”を使用します.
void setup(){
size(500, 500);
strokeWeight(30);
line(60, 150, 440, 350);
}
strokeWeightの引数には枠線の幅をpixel単位で入力します.デフォルトではstrokeWeight(1)となっています.
まとめ
以上の設定を組み合わせることでさまざまな線を描くことができます.
続けて読む
この記事で解説したlineコマンドを応用することで,以下の記事で解説しているようなグラフを描くこともできます.気になる方は続けて読んでみてください.
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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました.
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