Rainmeterでskinを自作する方法

Rainmeter

みなさん,こんにちは
おかしょです.

Rainmeterというソフトはデスクトップ画面を自由にカスタマイズできるソフトで,時計やカレンダーなどを表示することができます.

skinと呼ばれるカスタマイズするためのテンプレートがネット上にたくさん用意されているのですが,どうにも自分の欲しいものが見つからないことがあります.

そのようなときはskinを自分で作ってしまいましょう.

この記事を読むと以下のようなことがわかる・できるようになります.

  • Rainmeterでskinを作る方法
  • Rainmeterによるデスクトップのカスタマイズ方法

 

この記事を読む前に

この記事では,以下の記事で紹介しているRainmeterのコマンドを使用してskinを作成します.

この記事を読む前に読むのではなく,知らないコマンドが出てきたら以下の記事とあわせて確認してください.

Rainmeterのコマンドやらをまとめています.
みなさん,こんにちはおかしょです. Rainmeterと言うフリーソフトでデスクトップ画面を自由にカスタマイズできるソフトがあります. Rainmeterではいろいろな方が作ったカスタマイズのテンプレートを使用できるのですが,この記事ではそ
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skinのフォルダを作る

まずは作りたいskinのフォルダを用意します.

Rainmeterはインストール時に特にいじっていない場合は「ドキュメント」の中にあります.

「Windowsキー」+「E」を押して,「エクスプローラー」を開きます.

エクスプローラーの左側の「PC」をクリックして展開された「ドキュメント」をクリックします.

ドキュメントの中に「Rainmeter」というフォルダがあります.それをクリックして,続けて「Skins」をクリックします.

skinsのフォルダ内で右クリックして,「新規作成」「フォルダ」の順でクリックします.

新しいフォルダを好きな名前で作成しておきます.私は「MySkin」としました.

この作成したフォルダの中にskinファイルを作っていくことになります.

 

最初から入っているskinを見てみる

skinを作る前にインストールした時点で用意されていたskinを見てみます.「illustro」というskinです.

illustroのskinはこのように用意されています.

時計やGoogleなどのskinが用意されています.

このように自分でskinを作る場合もskinの機能によってフォルダ分けするとわかりやすくていいと思います.

Rainmeterで作れるskinはさまざまなものがありますが,例を挙げると以下のものが考えられます.

現在の時間・日付
カレンダー
Google検索
メール
システム使用状況
アプリのショートカット etc.

上記以外にもskinの作成が可能なので,検索して確認してみてください.

また,時計一つとってもアナログやデジタル表示など自分好みのデザインで作成することができます.

 

簡単なskinを作ってみる

ここでは,skinの作り方を確認するために保存してある画像を表示できるようにします.

今回はこの画像をデスクトップで表示できるようにします.

先程作ったskinのフォルダ(MySkin)に画像を表示するskinのフォルダ(OkaSho)を作成します.

そのフォルダ内で「.ini」という拡張子のファイルを作ります.

このファイルの作成にはデフォルトで入っている「メモ帳」でも良いのですが,「Notepad++」というフリーソフトの方がやりやすいのでおすすめです.

Notepad++を開いたら,先に名前を付けて保存をしておきます.

最初に開いたときはテキストファイルとして保存することを想定されているので,skinのプログラムを書くには少し書きにくいのでiniファイルで名前を付けて保存しておきます.

こうすることで,プログラム内の一部が色分けされてプログラミングがしやすくなります.

保存したiniファイルに以下のようなプログラムを書いて,再度保存します.

[Rainmeter]
Update=1000

[Metadata]
Name = OkaSho
Author = OkaSho
Information = View the Image
Version = 1.0

[OkaSho]
Meter = Image
ImageName = okasho.png
X = 0
Y = 0

ここで,プログラム中では画像ファイルを使用しているので,作成したフォルダ(OkaSho)に画像ファイルを保存しておく必要があるので注意してください.

skinはこれで完成になります.

次は,作成したskinを表示します.

 

skinの表示方法

作成したskinを表示するには「Rainmeterの管理画面」を開く必要があります.開き方は,タスクバーの右側にある屋根型のアイコン(隠れいているインジケータの表示)をクリックすると,水滴の形をしたRainmeterのアイコンがあるので,それをクリックすると管理画面が表示されます.

このような管理画面が表示されます.

この管理画面の表示は現在表示されているskinを右クリックして「スキンを管理」をクリックしても表示できます.

管理画面の左側には最初から入っている「illustro」のskinが表示されていると思います.これと同じように先程作成したskinも表示します.

管理画面の左下にある「すべて再読み込み」をクリックします.

「すべて読み込み」をクリックするとこのように先程作成したskinが追加されます.

フォルダの左側の参画をクリックすると,作成したiniファイルが出てきます.

作成したiniファイルをクリックし,右側の「読み込む」をクリックします.

すると,デスクトップに保存していた画像が表示され,作成したskinが正常に機能していることが確認できます.

 

まとめ

この記事では画像を表示するskinの作り方を解説しました.

どのようなskinも基本的にはこの記事で解説している方法で作ることができます.

ネット上を探しても目的のskinが見つからない場合は,この記事を参考にして作ってみてください.

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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました.

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