マウススタンドを3Dプリンターで出力

雑記

みなさん,こんにちは
おかしょです.

1ヶ月ほど前からストップしていたプロジェクト「ノートPCスタンド」の一部であったマウススタンドの作成を行いました.

3Dプリンターでの出力した結果を報告したいと思います.

この記事を読むと以下のことがわかる・できるようになります.

  • 3Dプリンターの精度
  • 3Dプリンターで作れるもの
  • マウスを収納する方法

 

この記事を読む前に

この記事はプロジェクト「ノートPCスタンド」の続きとなっています.

このプロジェクトを開始した経緯や流れを知りたい方は以下の記事の「ノートPCスタンド」を参照してください.

また,このプロジェクトの最初の記事は以下になります.

 

マウススタンドとは

マウススタンドというのは,その名の通りマウスを立てて置けるものになります.

立てかけるというよりも,箱の中に縦に入れると言った方が正確かもしれません.

これを作ろうと思った経緯は以前の記事で書いたので,ここでは簡単に説明します.

私はデスクトップ型のパソコンを使って研究やブログを行っているのですが,参考書を見ながらノートにまとめるということもよくやります.

その時,デスクトップパソコンのキーボードやマウスが邪魔になるので,キーボードは壁に立てかけたりマウスは端に寄せたりしてノートを置くスペースを作っていました.

しかし,バランスが崩れるとキーボードが倒れてきたり,マウスは端に寄せているだけなので結局邪魔になっていました.

そこで,勉強スペースを確保するためにキーボードスタンドとマウススタンドを作ることにしました.

キーボードと同じようにノートPCも立てられたら便利だなと思ったのでノートPCも立てられるようにしました.

キーボードとノートPCスタンドはすでにできています.

 

マウススタンドの作成方法

ノートPCスタンドはできているので,あとはマウススタンドを作成するのみです.

マウススタンドもノートPCスタンドと同様に3Dプリンターを使って作ります.

3DプリンターはFlashForgeのAdventurer 3というものを使用します.
電子工作の部品作成のために7万円弱くらいで購入しました.

素材はPLAを使用します.

この3Dプリンターの使い方については下記を参照してください.

Fusion 360で設計をしてAdventurer 3で造形をする方法
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3Dプリンターの造形中は待つだけでできてしまいます.非常に便利です.

 

3Dプリンターの造形過程

実際に造形をした流れを記録しておきます.

3Dプリントを開始すると,まずプラットフォームとヘッドの温度を上げます.
造形時間は12時間と表示されていました.

温度が十分上がると,造形が開始されます.

造形時はラフトを最初に作成するようにしました.

ラフトというのはプラットフォームから3Dプリントされたものがはがれないようにする土台のことです.

3Dプリントするもののプラットフォームに対する接地面積が大きい時はラフトは必要ないという人もいますが,私のこれまでの経験上,接地面積が大きくてもラフトは必要だと思います.

また,ラフトを作成せずにスティックのりをプラットフォームに塗るという方法もあるらしく,試したのですが効果はありませんでした.

ラフト自体は使うことはないので,破棄することになってしまうので材料が無駄になってしまいもったいないようにも感じますが,造形できなければ意味がないので毎回作るようにしています.

放っておくと以下のように造形が進んでいきます.

そして,完成しました!

 

性能確認

3Dプリントが完了したので,作成したマウススタンドの性能を確認します.

まずはラフトをはがします.

ラフトは取れにくい時もあり,ニッパーやペンチを使って剥がすこともあるのですが,今回は手で簡単にペリペリ剥がせました.

剥がした後を見ると,表面は凹凸がありましたが,使用するうえでは問題はありません.

もっと小さな部品を作成するときは,ラフトをはがした後をやすりがけするか,凹凸があっても問題ないように配置をするなどの対策が必要そうです.

そして,マウスが実際に入るのかを確認します.

キーボードやマウスが出ていた時はノートを広げるには少し狭かったですが,今回作成したスタンドによって大きな勉強スペースの確保ができるようになりました.

 

今後の改善点

マウスの寸法の測定ミスによる作り直しが必要になるかもしれないと,出来上がるまで不安でしたがマウスがすっぽりと入ったのでほっとしました.

寸法のミスはなかったので作り直す予定はありませんが,色が気に入りません.

ノートPCスタンドの方は3Dプリンターを購入した時に付属していたお試しのフィラメントで作ったので色が赤色になってしまいました.

マウススタンドは色が白色で不満はないのですが,私の部屋は茶色や紺色で統一されているので色を変えたいと思います.

今後は3Dプリントしたものを塗装して,このプロジェクトは終了としたいと思います.

 

まとめ

この記事ではマウススタンドの作成過程を報告しました.

画像にもあったように私のマウスはトラックボールマウスで,非常に大きいものを使用しています.

そのため,机の広い面積を占めていたのですが,スタンドのおかげで収納できるようになりました.

大きいマウスを使っていて邪魔に感じている方は,スタンドを作ってみることをおすすめします.

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それでは,最後まで読んでいただきありがとうございました. 

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