みなさん,こんにちは
おかしょです.
博士課程の学生は博士号を取得すると,ほとんどの人は大学の教員になったりポスドクと呼ばれる研究員として働きます.ただ,そんな人ばかりではありません.
博士課程まで行くと大学に9年も通うことになるので,これ以上大学にはいたくないと思う人もいます.私もその一人です.そのため,他の学生と同じように就職活動を行う必要があります.
このブログでは私の就職活動について報告をしていこうと思います.私と同じように博士課程に所属していて大学ではなく企業に就職しようと考えている方の参考になれば幸いです.
この記事を読むと以下のようなことがわかる・できるようになります.
- 就活をいつから始めたのか
- 登録した就職支援サイト
- 1か月でやったこと
就活を始めた時期
最初に言っておきますが,就職活動は早めに始めた方が良いです.
こんなことは言われなくてもわかると思います.ただ,いつからが早いのか遅いのかがわかりません.
私が1か月就職活動をして思ったのは,インターンに積極的に参加をしたいのであれば就職をする2年前の5月くらいには始めておきたいです.
ここで,注意したいのがインターンに参加する必要があるのかどうかです.普通に学部生や修士の方はインターンに参加した方が良いのかもしれませんが,博士課程の学生の場合はインターンには参加をしなくても良いと思います.
さまざまな会社がインターンシップを開催していますが,そのインターンシップは博士課程の学生のためではないものがほとんどです.そのため,博士課程の方がインターンシップに参加をしてもあまりメリットはありません.インターンシップに参加すればその職場の雰囲気などを直に感じることができるというメリットはもちろんありますが,研究で忙しい時間を使ってまで得られるものはそんなに多くありません.
ただ,職場の雰囲気を入社する前から知っておくというのは大切です.なので,長期のインターンシップではなく1Dayのインターンシップに参加することをおすすめします.
長期のインターンシップは夏休みの期間に行われるのが多いので6月くらいには就活を開始したいと言いましたが,1Dayの場合は夏休みが開けた10月くらいから始まります.
そのため,博士課程の学生は 就職をする2年前の9月ごろから始めることをおすすめします.
私は10月から始めたのですが,もう1か月早く始めておけば申し込めたイベントがあったので少し反省しています.
登録した就職支援サイト
就職活動を開始して初めに行ったことは就職支援サイトへの登録です.
就職支援サイトと一言で言っても,非常にたくさんあります.どのサイトも就活生にとって便利で役立つ情報が得られるのですが,博士課程の学生は注意する必要があります.
会社によっては博士号を取得した学生を募集していないところもあります.普通の就職支援サイトは博士号取得者に対応して求人情報の検索を行えるわけではないので,会社説明会に参加したけど博士の募集をしていなくて結局時間の無駄でしたと言うことになりかねません.
そんな博士課程の私がまず登録した就職支援サイトが「アカリク」です.
アカリクは博士課程のみに特化しているわけではありませんが,理系の大学院生のためのサイトと言えます.中には博士課程の学生のみが参加できるイベントや研究職の合同会社説明会も行われることがあります.
さらに,アカリクの良いところはプロフィールを入力すると興味の持った会社から連絡があり,スカウトされることがあります.スカウトされるとインターンに優先的に参加できたり,説明会に招待されます.私はプロフィールに情報を入力してすぐに1社からご連絡をいただくことができました.
スカウトと言いましたが,内定が決まるわけではないのでご注意ください.わざわざ連絡をしてくださるくらいなので,興味を持っていもらえていることには間違いないですが,プロフィールを見ただけで内定となるほど甘くはないです.
アカリクの次に登録したのが「博士のキャリア」です.これは名前にあるように博士に特化した就職支援サイトです.こちらもプロフィールを充実させると興味を持った会社からスカウトされたり,エージェントと面談をして求人情報を紹介してもらえます.
さらに「Offer Box」にも登録しました.これは少し特殊な就職支援サイトで,自分から動くのではなくオファー型の就職支援サイトです.
自分で会社を探したりするのではなく,自分のプロフィールや性格診断を行い,会社からオファーをいただいて会社説明会やインターンに参加して選考に進んでいくという流れになります.
こちらは利用している会社もかなり多いようで,オファーが来る人がけっこういるらしいです.私の周りには利用している人がいないのでわかりませんが,SNSでオファーをもらったという報告をしている人がけっこういます.
私もプロフィールには基本情報しか入力していないのに登録をしたその日に1社からオファーをいただきました.
自己分析
自己分析とはこれまでの経験などを整理して今後どういうことがやりたいのかを分析することを言います.この自己分析は良く就職活動の最初にやれと言われるのですが,わざわざ自己分析をする必要はありません.
上記で上げた就職支援サイトに登録してプロフィールに記入をしていくと自己PR欄を埋める必要があります.その際にいやでも自己分析をする必要があるので,特別なことはしなくても大丈夫です.
プロフィールのほかにも履歴書を作って自己分析をすると,今後にも役に立つので一石二鳥です.
参加したイベント
就職活動を開始して1か月間で参加したイベントは最初に登録したアカリクのものだけです.それ以外の博士のキャリアとOffer Boxには最後の方で登録をしたので,まだイベントには参加できていません.
アカリク経由で参加したイベントは全部で7個です.
このうちの2つは合同説明会で,機械系と情報系の説明会に参加しました.
私の志望は機械系なので情報系はあまり関係ないですが,試しに参加してみました.
合同説明会の中で気になった会社にはプレエントリーをして会社説明会に参加したり,スカウトをいただいたインターンにも参加しました.
就職活動を開始して1か月ですが,割と充実していた気がします.
まとめ
この記事では就職活動を開始して1か月の活動報告をしました.
1か月の間に3つの就職支援サイトに登録をして,会社説明会やインターンに参加しました.
すでに来月にOffer Boxでオファーをいただいた会社の説明会とインターンが予定されています.今後もいくつか合同説明会に参加して企業研究を本格的に行いたいと思います.
続けて読む
以下の記事では私の就職活動2か月目の報告をしています.同じように博士課程で就職を考えている方は読んでみてください.
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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました.
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